No.02 小学校時代前半(1981-1983)
■長期療養

小学1年生の秋の話です。熱と咳と発作がなかなか治まらずに、連日のように病院に通った時期がありました。でも、毎日通って薬や吸入しても治まらず、親は途方に暮れていました。 ところがある日、いつもの先生方とは違った、ちょっと風格のある先生が診察しました。

その先生は、いつものように吸入で終わらずに、レントゲン、血液検査の指示を出しました。 その結果、肺炎・百日咳に喘息の発作を起こしていたのです。

普通だったら入院なんでしょうけど、重症でなかったことと弟が生まれた直後で母親が付き添えなかったこともあって、父方の祖母の家で1ヶ月ほど療養生活を送りました。 しかし、今になって考えてみると、ぞっとする出来事でした。

■スイミングスクール

この頃は親が病院を転々と探し回っていた頃でした。知人から評判の良い病院の話しを聞くと、すぐに行きました。 そんな中、ある先生の勧めでスイミングスクールに通ったことがありました。 当時は「水泳で喘息が良くなった」とかそう言った話しが結構ありました。
※注意 水泳だけで喘息が良くなることは絶対にありません。

もともと泳ぎが苦手な自分だったのですが、身体に浮き輪みたいなものを付けて、”ビート板”とか言うものを両手で固定しながら泳ぐことが出来ました。怖いとかそう言うのはなく結構楽しみながら通っていたような覚えがあります。

ところが、喘息の方はそうはいきませんでした。毎回ではなかったのですが、2,3回に1回は自宅に戻ると発作が始まるのです。しかも夕方以降の発作なので、仕方なく夜間救急センターに運ばれ処置をしてもらうありさまです。初めの頃は比較的少なかったのですが、後になってから季節的な問題もあって悪化し、数ヶ月でやめてしまいました。

確かに泳ぐことは手軽な全身運動になるしホコリとかの問題もないので、喘息患者にとってベストなスポーツだと思います。しかし、だからといって「喘息が良くなる」とか言ってはじめるのはよくありません。「水泳をやるときは5分間に1回上がって、ピークフロー測定をすること。もし、ちょっとでも変化があったら中止すること・・・」

主治医が以前こんなことを言っていました。

■あれはなんだったのだろう

2年生の頃の話ですが、ある人の勧めで、家からかなり離れたクリニックに通うことになりました。そこに通っていたら、発作を起こさなくなった人がいるというのです。

特に喘息が専門というわけではないのですが、いつも大勢の患者が順番待ちしていました。でも、発作を起こしてそのクリニックで注射を打つと、不思議と発作が止まるのです。今まで通っていた病院だとなかなか落ち着かなかったのに、注射一本(静脈注射)ですぐに落ち着いたのです。

高校生になってから先生に注射の内容を聞いたことがあったのですが、ブドウ糖にネオフィリン、それにリンデロン(ステロイド剤)でした。数年前までは発作を起こすと当たり前のようにやっていた注射内容ですが、あの当時としては強すぎたのかなぁなんて思いました。

そのクリニックに通うようになってから少し経ち、今度は主治医の勧めで鍼もやるようになりました。その先生は東洋医学も積極的に行っていました。保育園に通っていた頃と違って本物の鍼は使いませんでした。コマみたいな形をしたものを体に当て、そこから電気を流すのです。だから、痛みはまったくありませんでした。むしろ、快感でした(^^;)

ところが、鍼をはじめるようになって発作を起こす回数が少なくなったのです!!今まで週の半分を発作で病院通いしていた自分にとって、信じらないことが起こったのです。でも、結局は長続きせず、次の試練がやっていくることになるのです、、、

あの時おきなかったのは、治療の効果があったからなのでしょうか?それとも、単なる偶然なのでしょうか??

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