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待ちに待った高校生活。
今までの施設と違い、何もかもが新鮮でとてもわくわくしていました。入学式。生オーケストラで君が代を歌ったのは初めてでした。無事に入学式も終わりました。施設で通っていた中学校は学区外だったので、当然まわりの人は知らない人ばかりでした。とても新鮮でした。当然、自分の過去を知る人もいませんでした。
しかし、発作の方は待っていてくれませんでした。一番最初の体育の授業。いきなりランニングをやることになりました。そのとき、昔のことを思い出してしまい、無理に走ってしまったところ、発作を起こしてしまい途中でリタイヤしました。
ところが施設時代と比べて何かが違いました。施設時代、こんなことをやったらただではすまないのが当たり前でした。でも、ここは違いました。逆にみんなが心配してくれたのです。別に同情を誘いたくて発作を起こしたわけではありません。
しかし、自分に対する扱いが施設の時とは全く逆だったので、とても驚いてしまいました。
これが高校生活最初の発作でした。この後、「みずほのぜんそく」はどんどんエスカレートしていくことになります。 |